ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

京都サンガ、名古屋に連敗。

 

 

昨日は迷ったのですが、やはり日本代表の試合をテレビで観ました。久保選手が代表から外されるという噂も出ていますし、どんな試合になるか観る必要があったんです。ですからタイタン・シネマライブは行けませんでした。

 

6月11日と言えば、いつもならワールドカップが開幕しています。しかし、今回の開催国はカタールなので、なんでそんな国で開催することになったのかは置いておくとして、猛暑を避けて11月開幕になっています。現在、ほとんどの国ではプロサッカーのシーズンオフに入っています。なので、国際大会が数多く開かれているのです。毎日のようにサッカーの試合が観れるわけです。Jリーグ春秋制は結構特殊です。日本は南北に長い国土で、色々難しいのです。

 

動画

 

京都サンガルヴァンカップのプレイオフ、ホーム名古屋戦です。アウェイで1−6敗戦しており、ホーム5−0以上でないとベスト8に進めません。現実的には難しいので、勝ち抜けよりもこの試合の勝利を目指す感じです。一方、名古屋は現在好調です。ここで緩んだ試合をしてリズムを崩すのを避けたい。なので、両チームともほぼベストメンバーで試合に挑んでいます。

 

京都は複数得点を狙うので、最初の15分でゴールを奪いたいところ。最初から積極的に攻撃に出ています。しかし、名古屋はまずはしっかり守るという姿勢を見せてきました。5-3-2 で守っています。1点もやりたくない。しかも、前線の2トップが京都の最終ラインだけでなく、中盤に下がってまでプレスをかけてくるのです。かなりテンションの高い試合となりました。結果的には、0−0で前半を終えています。

 

後半には京都は攻撃の選手を次々と投入し、名古屋のゴールを攻め立てます。しかし、最後のところの精度に欠ける。そして、ついには名古屋に押し込まれだし、GK上福元選手のセーブに再三救われるも、追加タイム、途中出場の齋藤学選手に素晴らしいゴールを決められ、敗れています。名古屋は8割程度の力で京都に完勝して見せました。

 

いい試合でした。京都サンガにとって名古屋に勝つことはいい目標になると思います。名古屋の攻撃はとても正確です。正確なので狙いもわかりやすい。京都が名古屋に勝つためには、その正確なプレイを混乱に陥らせる必要があります。ですから、まずは前線からのプレスをきっちりはめることが必要です。曹貴裁監督はどうやらそこを選手の自主性に任せたいようです。誰が前線からのプレスをデザインするのか?

 

福岡選手、川﨑選手は勉強してでもそれを考えるべきです。あとは今日も必死にプレイしていた豊川選手や武田選手も一緒に考えるべきでしょう。最終的には全員でビジョンを共有すべきですが、まずは誰かがデザインを考えて欲しい。ウタカ選手も相手のパスコースを消すポジションを取る。今日1回やってましたよね。それともちろん、麻田選手を中心にして、最終ラインからのビルドアップについても考えて欲しい。特に、サイドバックへのサポートは考える必要があります。右サイドバックの白井選手が相手の相馬選手とバチバチやってました。そこを攻略することを、白井選手だけに任せてはいけない。交代で入った荒木選手にしてもそうです。サイドライン近くからクロスを上げても、センターバックの強いチームを攻略するのは難しい。いいクロスだったけど。誰がそこにサポートで入るべきなのか約束事が必要です。

 

今日の試合の収穫。FWイスマイラ選手が正確なパスで何度かチャンスを作りましたね。3回くらいはあったはず。これまでには観られないプレイでした。注目したいです。