ハノイの日本人

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ジャニーズ消滅。新会社でエージェント制に。

 

 

本日 14:00 からジャニーズ事務所、2度目の会見が行われました。まずジャニーズ事務所は名称『SMILE-UP.』に変更し、ジャニー喜多川から性加害を受けた被害者の対応にだけあたる。そして東山社長、井ノ原副社長で、新会社を設立。タレントとはエージェント制で契約する。そこには藤島景子は関わらない。名称はファミリークラブで募集。あと、申告があった被害者の人数などが発表されました。詳しくは動画でご覧ください。

 

 

私の感想。正直、あまりいい会見ではなかった。前回厳しい質問をした人たちは当ててもらえなかった。「イソコ」こと望月記者は、業を煮やしてマイクなしで質問。東山社長が『週刊文春』で書かれたセクハラについて追求。東山社長はそのことを否定しています。

 

今回はそれなりの成果があったわけです。前回、問題として指摘された社名が変更になりました。ジャニーズという社名は消滅することが決まったわけです。私は長くジャニーズのファンとして、楽しませてもらってきた人間です。少なからず寂しさを持っています。もちろん、性加害問題の大きさを考えれば、当然のことでもあるのですが。やはり寂しさはあります。

 

そして東山社長、井ノ原副社長を中心に、新しい会社を設立する。まだ中身はわかりませんが、エージェント制であることから、言われてきたような「奴隷契約」は解消されたわけです。もちろん辞めたタレントに圧力をかけることもないと明言されています。大きな前進です。

 

しかしメディアの中には厳しい意見もあります。特に東山社長の過去については、今後も厳しい記事が出ることでしょう。痛いところをつかれたわけです。会見では逃げるしかなかった。もちろん、被害を受けたと語る当事者と東山社長が直接話すと言われています。

 

私は東山社長、井ノ原副社長という体制を支持します。理由は、100%株主である藤島景子を外して新会社を設立するというのは、なかなかの難題であったはず。藤島さんとしても大きな決断ではあったでしょう。東山社長だからこそ可能だったとも考えられる。変わる気がないと言う人はいるでしょうけど、変わらざるを得ない方針が発表されたわけです。

 

そもそもジャニー喜多川メリー喜多川の両車輪がない状態で、過去のような性加害は起こり得ない。それは事実としてあるわけです。数年前には既に、藤島景子社長の代になって、スキャンダルを隠蔽できないという話題もありました。もちろん新会社では再発防止に向けた取り組みをすると発表されています。一般の会社よりもセクハラは減るでしょう。

 

もうジャニーズファンはこれまで受けたセクハラを全部告発すればいいんだよ。日本の名だたる会社の内実がどんなものか。私だってかなりえげつないセクハラ受けてるよ。女性上司からだけど。生きづらさを抱えた人たちがジャニーズに楽しませてもらってきた。世の中の価値観と同じではないから、それが救いになった部分もある。もちろん被害者がいてはいけないけど。被害者に酷い対応したら、それは私も怒る。

 

まだまだ先は長い。2つの会社からの発表を待ちたいと思います。