ハノイの日本人

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ドラマ『将軍-SHOGUN-』で読み解く世界情勢。

 

ドラマ『将軍-SHOGUN-』は、もう観られたでしょうか? この連休で観た人も多いはず。でもお金を払ってまで観たいと思わない。そういう人もいるかもしれない。日本人のまるまる離れです。

 

でもこのドラマは観た方がいい。現在最高峰のドラマだと私は思います。アメリカのドラマはやっぱり凄いと思わされました。10年、20年と語られるドラマです。シーズン2の成功も願っています。それはそれとして・・・

 

 

 

 

 

以下の文章はこのドラマを全話観た方のみ、読んでください。私のドラマ分析は、他の方々が書いているものとは全く違うものです。

 

ドラマの登場人物が、それぞれに何かを象徴していて、それを読み解くと別のストーリーが浮かび上がるというものです。

 

このブログの冒頭に、以前書いた文章がアップされています。何を言ってるかわからない人はそちらを読んでください。アニメと日本ドラマの分析で書いています。

 

 

 

 

 

ドラマ『将軍-SHOGUN-』は、何を描いているか? まずは簡単にドラマのおさらいをします。

 

歴史上の人物に置き換えて言えば、豊臣秀吉が亡くなってからの話。五大老が力を持ち、中でも石田三成が実権を握っている世界。

 

五大老の一人であり、三成にとって政敵でもある家康。自らが天下を治めるために、三成は他の大老を味方につけ、家康を死刑にしようとしている。

 

武力では敵わず絶体絶命の家康は、なんとか生き延びようと策を巡らす。その戦いの鍵となるのが、秀吉の側室であり、唯一の世継ぎを産んだ淀君を味方にすることだった。

 

 

 

そして、それとは別に私が読み解いたストーリーは、ズバリこれです。このドラマは「台湾有事」を描いている。嘘だと思いますよね? 本当です。以下をご覧ください。これが登場人物のリストになります。

 

 

虎永(徳川家康):現代日本

按針:イギリス(NATO諸国)、武力を象徴

中村秀俊(豊臣秀吉):覇権国としてのアメリ

石堂(石田三成):中国

落葉の方(淀君):台湾

五大老BRICS

薮重:親中派の議員

鞠子(細川ガラシャ):保守、日本人の美徳?

紅天:女性天皇

 

 

要約すると、台湾を求める綱引きの中で、大国・中国との戦争か、降伏かの2択を迫られ、絶体絶命の状況にある日本は、日本文化の素晴らしさで台湾を魅了し、活路を開く。

 

台湾の意志が西側にあることを世界に発信し、BRICS を参戦させず分裂させる。パワーバランスが変わったことで、戦わずして中国に勝利するというストーリー。

 

どうですか? うまくできてるでしょ。戦争しないのはいいですよね。でも中国と戦うよう仕向けるストーリーを書いたのは誰なのか? ドラマを制作したのはアメリカですから。都合よく書かれてはいる。アメリカ登場しない。

 

でも「BRICS の分裂なんて現実味ある?」と考えていました。そしたら本屋でこんなの見つけましたよ。『週刊東洋経済』の特集「脱中国で脚光・インドが熱い」だって。まじで進めてるのか。

 

 

 

さらにこんなニュースも。岸田総理が能登を見捨てて、アメリカに卒業旅行とネットでは語られてる。日米豪印の首脳会談ですか。遊んで帰るだけにすればいいのに。

 

でもインドのモディ首相はみんなで仲良くしようと思ってるだけかもしれない。BRICS を抜けるとは思えないから。シーズン2で戦争は描かれるのか? 戦争なんてしたくない。もう1周観るか。