ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ウォッチメンを観て来ました。

きょうは4月から新たに担当するクラスの見学に行ってきました。某大手IT 企業の本社です。広いフロアーで沢山のSE の方々が働いておられました。そしてその後、学校から帰る途中にあるシネコンに行って来ました。先日、バイクタクシーで前を通ったとき、『ウォッチメン』のポスターが目に入ったんです。ビンコムタワーではやっていなかったですし、過激な内容ということで、ベトナムでは上映されないものと思っていました。驚きです。



値段は3万ドン(170円ほど)でした。ビンコムタワーの半額です。まあ、場内はビンコムほどきれいじゃないですけどね。でも、めちゃめちゃ安かったわけですけど、私は1800円だしても日本で観たいと思いました。この映画、字幕なしで上映されたんです。「それじゃあ、ベトナム人がわからないだろ?」って思いますよね。どうしてるかと言うと、映画の上にベトナム語のナレーションを被せてあるんです。セリフを全部、無機質な女性の声で訳しているんです。当然、英語はよく聞き取れません。発狂しそうでした。この方式、ベトナムでは結構普通のようで、テレビでも地上波ではその方式で映画が放映されています。



でも、ビンコムタワーのシネコンがどれだけ特別なのかがわかりました。こっちは客のマナーが最低だったんです。お客の9割はデートって感じでした(映画館はデートするとこじゃねーよ! えっ、日本もそうなんですか?)。大学生のカップルとか、グループ交際みたいなヤツらです。こいつら、映画でキスシーンがあっただけでも大騒ぎです。素朴なんですよ。もう、キャアキャア騒ぐんです。レイプシーンは黙りましたけどねw それから、ポップコーンを7割のヤツらが食ってます。サラウンドでサクサク聞こえます。あと、携帯電話が鳴るだけじゃなく、その場で会話を始めます。ひとりじゃなく何人も。だから、Dr.マンハッタンとコメディアンがベトナム戦争で大活躍してたシーンは、少しだけ心踊りましたよw でも、アメリカが勝つのは、いくらなんでも… よくこの映画の上映を許可したものです。