ハノイでは音楽チャンネルを観ても K-POP ばっかりですよ。私も監視する意味でよく観ています。「本当は好きなんじゃないの？」ってくらいです。正直、けっこう目を惹く PV も多いですよ。日本語の曲もちょくちょく流れますし。でも、J-POP はほとんど存在感がありません。この状況がどうして起こっているのか調査したいと思ってるんですけどね。どなたか依頼していただけませんか？
◉J-POPは浸透するか!? 音楽チャンネル「MUSIC ON! TV」が中国で音楽番組を展開する狙いとは?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110223-00000002-trendy-ent
『 2011年１月、日本のJ-POPを紹介するテレビ番組が中国で始まった。上海メディアグループのデジタルチャンネルの一つ「星尚 COOLチャンネル」で流れている音楽情報番組が「流行櫻楽」（リョウシンインユェ）だ。音楽チャンネル「MUSIC ON！ TV」を運営する、ミュージック・オン・ティーヴィが上海市の上海日欣文化伝播有限公司と共同で始めた。中国向けに日本のアーティストの情報を紹介し、J-POPの新たな市場を開拓するのが大きな狙いだ。（中略）「メディアを通じて日本の音楽の良さを広げられたら」と語るのはミュージック・オン・ティーヴィの御領博代表取締役だ。巨大な中国市場は、音楽市場としての可能性も計りしれない。中国ではこれまで、様々な日本のアーティストがライブを開催したりしてきたが、アーティスト、レコード会社、マネジメント事務所などがそれぞれやってきたことは「点で終わっているのが現状」（御領氏）。これを線で結びつけて継続的な音楽ビジネスができるよう「媒体という立場からウインドウを開けられたら」（中略）ビジネスとしての成功の大きなカギを握るのは、イベントなどの興行だ。番組を通してJ-POPファンのすそ野を広げ、今後、アーティストが活動できる場所を作って行けるか。海賊盤が作れないライブは、中国でも高いチケット料金で集客できる。テレビ番組を通じて情報発信し、結果的にライブなどのイベントに結び付けば、ビジネスチャンスは拡大する。番組を日本のアーティストが出演する際の情報発信拠点にしながら、中国国内でのアーティスト活動をサポートできればとの思いもある』
そんな中、中国で J-POP の専門番組ができたようです。この記事はおもしろいですね。前に SMAP のライブチケットが２万円以上するという話を書きました。中国の物価で考えれば、凄く高いじゃないですか？ 不思議に思ってたんですけど、海賊盤 が多い国ではそうやってライブで稼ぐシステムができてるんですね。納得です。
J-POP の番組が「今までなかったの？」と思う人もいるでしょうね。ないですよ。タイに行っても、ラオスに行っても、シンガポールに行っても K-POP の番組は四六時中観れますけど、J-POP の番組なんて観たことありません。台湾では『ミュージック・ステーション』が数ヶ月遅れで流れてましたけど。そう言えば、こちらの MTV でも今月から『 SHIBUHARA GIRLS（シブハラ ガールズ）』が始まりました。これはちょっと期待ですね。
◉海外から期待大!? シブハラガールズの"リアル"描くドラマ
http://www.fashionsnap.com/news/2011-01-14/mtv-shibuhara-girls/
『MTV Japanが、日本初制作となるリアリティドラマ「SHIBUHARA GIRLS（シブハラ ガールズ）」の日本での放映を開始した。「SHIBUHARA GIRLS」で描かれるのは、日々夢や恋に奮闘している4人のモデルやアーティストたちの実生活。2月より随時アジアを中心に世界16ヶ国に向けて放映される予定だが、すでに海外から大きな反響を得ているようだ』
