ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ショック!を与えるエンターテイメント。

秋元ビジネス の東京ドーム・ライブが行われてるみたいです。なんでしょうね? 秋元ビジネスのニュースを見ると、いつも暗い気分にさせられるんですよ。それは私の問題な気がするので、その理由について考えようと思います。今回はメンバー4人が上海とジャカルタに2人ずつ移籍させられることが決まりました。


AKB48夢舞台初日に「再組閣」 宮澤&高城が“海外移籍”へ…波乱の幕開け
http://www.oricon.co.jp/news/confidence/2016043/full/
『総選挙11位の宮澤佐江の中国・上海=SNH48移籍、同17位の高城亜樹インドネシアジャカルタJKT48移籍が伝えられると、メンバーと超満員の4万8000人の客席から悲鳴があがった』


観客は悲鳴をあげたと書かれています。お笑い芸人がバラエティの企画で、海外生活させられるのとは違います。そこでの悪戦苦闘を笑いにするわけではないのです。しかし、やることはそれほど変わらないのかもしれません。その土地の言葉もできないアイドルが悪戦苦闘しながら、そのドキュメンタリーを見せる。笑いではなく、ひたむきさを見せる。この2つには、大きな違いがあるのでしょうか?


たぶん、一番大きいのは、そのアイドルを自分が支えていると思っているファンの有無でしょう。「会いに行けるアイドル」が「飛行機に乗れば会いに行く事もできるアイドル」になるわけです。ファンの悲鳴の理由はそのあたりにあるのではないでしょうか?


私はサッカーが好きです。その理由のひとつに、大きなショックや大きな喜びを感じれる事があります。例えば、自分の事となると、あらかじめ予想して、悪い事が起こってもショックを最小限にしようという意識が働きます。しかし、サッカーの場合は違います。勝手に期待したり、勝手に弱いと決めつけたりして、思わぬ結果に大きく感情が揺さぶられたりするのです。


ですから、よく予想が外れたと評論家を非難してる人がいますが、その行為はかなり的外れと言えます。サッカーは、予想外の出来事を楽しむためのエンターテイメントだからです。なので、私は秋元ビジネスにいい感情を持てませんが、ファンの人たちの心理は少しわかる気がします。


秋元康はそういうファンの期待に応えているのです。歌やライブの演出でサプライズを与えるのではなく、アイドルとそのファンに現実のショックを与えるというエンターテイメントです。たぶん、そういう解釈をするために、私は 秋元ビジネスのニュースを見る度に、嫌な気分になるのでしょう。ああ、早く終わってくんねーかな