ハノイの日本人

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京都サンガ、きょうは勝てる試合だったが、自滅した印象・・・

きょうはお昼に用事があって、それを途中退席してタクシーで西京極へ。しかし、競技場のかなり前から渋滞したんです。試合開始前に『ジバニャン バラエティーショー』なるものがあって、信じられない数の親子連れでいっぱい。もう子供だらけ。本当に凄い人気なんですね。それだけではなく、小中高生無料招待もやっていたので、1万4千以上入って満員でした。おかげで私が入場できたのはキックオフから10分ほど経過してからでした・・・・妖怪のせいだ。でも、負けたのは妖怪のせいではない。


両チームとも4−4−2でスタート。最終ラインは右から石櫃、菅沼、バヤリツッア、内田。2列目は、右から駒井、磐瀬、原川、そして、きょうが海外移籍前最終戦の奥川。2トップは、ロビーニョ、大黒。私は駒井をこの試合の注目選手として観ていました。まあ、奥川は出て行く選手ですしね? 前節の大分戦、私は観れてないんですけど、下の記事読んだら期待したくなりますよ。今年のイヤーブックの表紙でも一番大きな写真だったのは駒井だもんね?


◉今節の試合当日が23歳の誕生日となる駒井善成。「誰が見てもいいプレーヤーだと思える選手になりたい」と抱負を語る(小田 尚史)
http://blogola.jp/p/54871
『大分戦当日(6日)が23歳の誕生日となる駒井善成。前節の熊本戦(2○1)では、貴重な先制点も決めているだけに、2戦連発にも期待が懸かる。5日の練習後、駒井本人も、「気持ちはいつも通りだけど、点が取れたら23歳のいいスタートが切れる。取れたらうれしい」とゴールを狙う姿勢を示した。新たな1年の抱負については、「もっとサッカーがうまくなりたい。誰が見てもいいプレーヤーだと思える選手になりたい」と話す。宇佐美貴史武藤嘉紀など、今季は1992年生まれの選手の台頭が目立つ。「そういう選手のプレーは、J1、J2に関わらず見ている。そこは自分の中でも変化があった部分。ただ、刺激は受けているけど、自分の置かれている立場でしっかりやることが大事。周りは気にしながらも、自分をしっかり持って、やっていきたい」と、キッパリとした口調で話した』


大黒将志駒井善成、奥川雅也…。厄介な京都のアタッカーたちについて選手たちの反応は?(芥川和久)
http://blogola.jp/p/55077
『今節、アウェイで戦う京都について選手たちは、当然ながら元所属選手でもある大黒将志の名前を口々に挙げたが、そこに警戒を集中させると厄介なのが、京都の誇るユース出身サイドハーフの存在だ。駒井善成と奥川雅也について、「ドリブルもできるし、パスもできる。いろいろなことをしてくると思う」と、左SBの中島崇典は、「周りの選手とうまく連動して、組織的に守りたい」と気を引き締めていた』


京都サポのチームの評価は最悪みたいですが、相手からは結構評価されてるんですよ。私も少しずつよくなってると思います。前半、駒井、原川が考えながらプレーしてるのが伝わりました。原川の評価も京都の掲示板では高くないのですが、私の評価はそれほど低くありません。彼がサイドの選手とショートパスでリズムを作っているときは、明らかにいい時間になっています。丁寧にプレーしようと心がけてるのも感じられました。ただ、パワーを乗せたミドルシュートを撃てるようにして欲しい。今はパスするとわかってるから怖さがない。もっと前に出て来てほしい。でも、こうやって選手の成長を感じられるのは、シーズンパスを買った恩恵な気がします。面白い。



横浜は手堅いサッカーしてますね(つまんねーけど)。相手チームを分析はかなりしてる感じ。いや、どこのチームもそうだよね? 京都以外は。きょうの相手なら事前に分析してたら、後半のようなことにはならなかったはず。でもますは前半。京都は再三チャンスを作ってましたけど、相手の最終ラインはかなり強固でした。あれをどうやって崩すかを事前に考えておくべきでした。


失点シーンは(録画放送の前半は仕事で観れませんでした)たしか、内田が簡単になかにクロスをあげさせて、磐瀬がファールでFKを与えたように見えました(間違ってたらごめん)。京都の左サイドは明らかに弱点なんです。それは昨年もそうでした。


磐瀬も内田も簡単にクロスを上げさせる。内田の攻撃参加は魅力なんですけどね。正直、奥川のディフェンスはまったく計算できないので、左サイドはがら空きになることが度々です。そう、きょうの敗因は奥川のフル出場でしょう。あり得ない。下位に沈んでるチームのすることじゃない。私だったら空気を読まずに後半スタートから宮吉出しましたよ。まあ、監督がサポーターの支持を得られてない状況なので、それが出来なかった可能性はありますね。ファンサービスしてる場合じゃないのに。


J2リーグ第18節 京都 vs 横浜FC
http://www.sanga-fc.jp/games/result/2015061405/
『和田監督:特に相手のDFラインとボランチの間が少し空いていて、そこで奥川や駒井もうまくボールを受けることができていたので、後半も続けて、サイドに張っているのではなく、中に入ることでトップとの距離感を埋めようと伝えました。場合によっては後半、有田も入ったので、有田と大黒のバランスを考えて、一枚が降りてきて、間のポジションでボールを受けることができれば、よりチャンスができると指示しました。』
『和田監督;宮吉投入に関しては、攻撃のところで、相手の中盤とDFの間で受けてほしいと思い、宮吉をトップ下に入れて中盤をダイヤモンドにしました。DFがしっかりできる磐瀬を残して、動きが悪かったわけではないですが、原川はあくまで戦術的な変更で代えました。最後は、駒井と山瀬を代えましたが、駒井は前半からアグレッシブに仕掛けてくれたが、ボールを失う回数が少し多くなってきたので、フレッシュな選手を入れて活性化させたいと思っていました。残り10分をきっていましたが、そこからの可能性は十分あったと思います』


後半に入って、ロビーニョを下げて有田を投入。有田よかった。ちゃんとボールが収まるので、ここで2列目以降の押し上げがあればチャンスは広がったはず。しかし、そうならなかった。ボランチの2人は押し込まれた状態にあったので、ロングボールを入れるので精一杯。その理由は恐らく、後半から3バックになったせいでしょう。石櫃がかなり高い位置に上がっていました。監督の談話を観ると、駒井と奥川には中に入るように指示がでていたよう。しかし、これでは左サイドががら空きです。内田一人に責任を押し付けることはできないですよね?


内田がスピードに乗った相手選手に突破され、ゴールライン付近からきれいにクロスを上げられました。小池が頭であわせて2点目。後半開始1分ほどでしたから、かなりがっかりしましたよ。その後は奥川もディフェンスに参加するようになりましたが、動きは重かったです。


後半24分に原川に代わって宮吉が入ります。そこから少し京都の流れになってきました。宮吉がコーナーからのボールをヘッドであわせたのもあったんですけど、それはポストに阻まれました。得点シーンは有田が強引にシュートしたボールが相手にあたり、その跳ね返りにいち早く反応したバヤリツッアが、うまく抑えたシュートを放ちサイドネットにゴール。うまいんですよ。だからDFラインに山口を入れて、バヤリツッアを前に出すのもありだったはず。横浜の足は完全に止まってましたから、同点にはできたと思うんですけどね。


監督がハーフタイムに指示を与えて駒井と奥川の2人を中に入らせた件。これは大失敗でしょう。本来であれば、大黒を自由にするためにセンターバックをサイドにつり出さないといけない。しかし、大黒、有田、駒井、奥川、みんなまん中に集まってしまいました。サイドに張った状態から、駒井、奥川がスピードに乗って切り込んで来たら、相手にとって脅威になったはずです。相手の両サイドにもスペースはあったのだし。残念な試合だったな。でも、悲観のしすぎも問題だと思うけどな。


奥川が最後に挨拶しました。前に、武藤や柴崎みたいな雰囲気とか書きましたけど、まったく違いました。彼はもっとのんびりした感じ、いわゆる「ゆとり世代」的な印象でした。スピーチもうまくなかったです。大丈夫なのかな? ちょっと心配になりました。きょうはコンディションが悪かったけど、確かに技術は持っていると思うので、頑張ってほしいですね。


もう一つ。きょうは長くなったけど。和田監督が息子を使うのを批判してる奴らがいるけど、和田選手の評価はなんでそんなに低いの? 彼はセンスあると思うけど。監督の息子ってだけで潰さないでよ。