ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

明日でワールドカップ最終予選が終わるね。

 

昨日、アウェイ・オーストラリア戦をもう一度観ました。かなり危うい試合だった。コンディションの悪い選手も何人かいた。正直、生中継ではイライラしながら観てたんです。DAZN 解説陣もこれはヤバいって雰囲気でした。実のところ、前半はやられていました。終わった後の選手の表情を観てもわかりますが、重圧がハンパなかった。そのせいでしょう。オープンな撃ち合いが行われ、チャンスとピンチが交互にやってくる不安定な試合になっていました。ピッチ上では選手たちがちょっとしたパニックになっていたのです。特に、前半25分のオウンゴールのシーンです。相手コーナーキックがGK権田選手を越える感じでファーに入ります。そこで山根選手のクリアがそのままゴールに吸い込まれました。権田選手のパンチングがセインズベリー選手との交錯でボールに届かず、山根選手は突然のことでヘディングをコントロールできなかった。

 

主審はもちろん VAR と連絡を取って確認します。視聴者には繰り返しリプレイが放送されました。解説の内田さんはセインズベリーの方が先にジャンプしており、その前にいた権田選手は後ろが見えず、ぶつかった。これはファールではないという見解でした。やばかったのです。1点取ればオーストラリアは守りを固めながらカウンターを狙えばいい。しかし、主審はノーゴールを宣言します。日本は助かったのです。ここから場内の雰囲気はさらに厳しいものに。ブーイングを伴う異様な雰囲気となりました。本当にどちらに転ぶかわからない試合だった。三苫選手が投入されるまでは。

 

 

 

森保監督に向けられるサッカーファンの視線は相変わらず厳しいものになっています。選手のレベルは史上最高とも言われているのに、崖っぷちまで追い込まれたわけですから当然です。しかし、考えてください。次回の北米大会のアジア出場枠は「4.5→8」です。オマーンに負けようが、ベトナムに負けようが出場可能です。それどころかオマーンベトナムも出場するかもしれません。森保監督の続投だってあるかもしれない! 苦戦しないとゆるゆるの予選を盛り上げることは不可能だからです。オリンピック予選の方が断然厳しい。強化のために U21代表で最終予選を戦うのがいいかもな。

 

終戦のホーム・ベトナム戦は、19:35キックオフ。DAZN、テレ朝系で生放送。そして、U21代表が戦うドバイ・カップの決勝も25:00からある! こちらはCS放送のみ。