ハノイの日本人

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京都サンガ、今季最終戦を勝利で終える。

 

 

 

試合後、よそに出かけていたので遅くなりました。今日は今季の最終戦。当然スタジアムで応援するつもりで亀岡にいました。ホテルの部屋から撮った写真。部屋でスタジアムの歓声を聴きながら、なぜか DAZN 観戦。初めてですよね? 観客席全て完売です。いつも付き纏いがいるので Kick off 15分前に買って入場している私は、チケット買うことができませんでした。シーズンパスでも買えない。まあ良しとします。いい試合だったな。

 

 

 

さすがマリノス。技術力の高い選手が揃っています。京都が前線からプレスをかけても、難なく前に運びます。でも相手のプレイを予測し、寄せを早くすると、少しずつボールがずれてくる。京都もそこでボールを奪い、何度かチャンスに繋げました。

 

11分のアピアタウィア選手のインターセプト、ダイレクトで前線の原選手に入れたグラウンダーのパスは痺れましたね。この試合の京都のテーマのひとつは、早くて強いボールを前線に送るだったのかも。

 

両チームとも攻守の切り替えが早く、互いにゴール前に素早くボールを運びます。そして 19分。試合の流れを一気に変えてしまうプレイが。京都が奪ったボールを最終ラインでテンポよく繋ぎ、そして左サイドバックに入っていた麻田選手が、相手最終ラインを大きく越え、前線の原選手に放物線を描くパスが送ります。

 

マリノスは極端と言ってもいいくらいのハイライン。そのパス一本で原選手が抜け出すかと思った矢先、後ろから来た相手センターバックの角田選手が足を高くあげ、しかも原選手を両脚で挟み込むように倒してしまいます。主審はレッドカードを提示、VAR もそれを受け入れました。

 

こうなったら京都が有利になると思うじゃないですか。24分、マリノス先制。動画で観てください。スピードがありながら、正確な技術を披露する。これで負けるとも思わなかったけど、やっぱりマリノスすごいなと。

 

 

でもです、気にならなかったですか? マリノスはひとり少なくなったのに、やるサッカーを変えなかった。相変わらず GK からのビルドアップを繰り返しました。積極的にプレスをする京都にとっては、やりやすい相手になっていなかったか? もちろん、マリノスが変えなかったからこそ、最後まで面白いサッカーが観れたわけですけど。

 

ちょっと舐められてる? とか考えてると、マリノスは GK からのビルドアップで、ゴール前まで何度も運び決定機まで作ります。これがマリノスのサッカーです。もう前半は0−1で OK と思いました。怖い。

 

でも京都はマリノスのハイラインを越えるパス、それを愚直に続けます。そして追加タイム、ついにそれが実を結びます。金子選手が相手センターバックに挟まれていた豊川選手に強いパスを入れる。くるっと綺麗にターンして前にボールを運びました。そして力強いシュート。ついに1−1。やっぱり豊川なのか! 今季チームを引っ張ったエースです。鳥肌立った。

 

すぐホイッスルが鳴って前半終了。ここで曹貴裁監督がピッチで選手を集めます。おや? 最近どっかで聞いたような、これは。

 

 

後半です。55分に原選手が追加点。原選手、今シーズン最高の出来だったのでは? この試合でゴールを決めると確信していました。ここ最近ずっと考えていたんです。来季も原選手はチームにいるのか? パトリック選手との契約を終了したので、そのお金を使える? 海外はまだしも、J1 移籍はやめて欲しいな。

 

そしてさらに、58分には右サイドから原選手が上げたクロスボールを、川﨑キャプテンが豪快にボレーで決めました。最高ですね。3−1。そこで 18歳 FW 平賀大空選手、リーグ戦デビュー。大人の顔つきになってました。そして89分、その平賀選手がゴールを決めます。盛り上がった。

 

が、VAR でオフサイドの判定になりました。あとパトリックの最高のラストパスを木下選手が外したシーンもありました。曹貴裁監督が試合後のセレモニーでいじっています。そのまま3−1で終了。2023シーズン、お疲れ様でした。来季も楽しみにしています。