ハノイの日本人

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日本が強い。アジアカップ!

 

 

 

昨日は面白かったですね。日本代表、アジアカップ初戦、ベトナム代表との戦い。ベトナムの監督は 2002年ワールドカップで日本の監督をしていたトルシエさんです。いいサッカーでした。やはりトルシエ監督は技術のある選手に戦術教え込むのが上手いんでしょうね。素晴らしいサッカーを見せてくれました。久保選手なんて、ベタ褒めです。「ベトナムはアジアで、1、2を争うポゼッション力があったと思います」だって。ベトナム人に教えてあげて。

 

 

 

ベトナムは昔の日本と少し似てるんです。技術はあってチャンスを作れるけど、シュートが下手みたいな。でも 5-4-1 でコンパクトに守り、そしてボール奪取したら確実に繋ぎ、日本の守備陣を苦しめました。勢いあった。そして攻撃ではデザインされたセットプレイで2ゴール奪取。一時は日本に勝ち越しました。

 

そう言えばベトナム2点目、菅原選手のファウルはイエローだったけど、DOGSO じゃなかった? 決定的な得点機会の阻止。ベトナム松木安太郎がいたら「おいレフェリー、いまの DOGSO だろ!」となったはず。ジャッジリプレイ案件だね。レッドだったら結構やばかったよ。でもワールドカップのときにも思ったけど、世界的な大会では Jリーグみたいに DOGSO 取ってない気がする。

 

そのフリーキックで、ヘディングシュートした 20番、いい選手でしたね。センターバックのブイ選手、どこか Jリーグで呼んだら? FW 細谷選手のマークについてたけど、ほとんど押さえ込んだ。後半の佐野選手がペナルティエリアに切り込んだときに止めたのも彼だった。

 

20番のヘッドを一度は GKザイオンが弾くけど、それが弱く、11番が走り込んでゴール。前半32分、日本が逆転される。そんな展開、想像してなかった。しかし、ここからが日本のすごいとこ。動画で観てください。すごいから。

 

45分に南野、追加時間に中村敬斗で2ゴール逆転。最近の日本代表でよくある畳み込む感じ。ゴールまでの過程も含めて、すごいとしか言いようがない。南野選手のゴールは20番の股を抜いてだった。絶好調やな。

 

同点に追いつかれてからベトナムの集中が切れたようにも見えた。若いチームだしね。それから後半にはもっと運動量が落ちた。これもあるある。私がハノイ日本語教師してるとき、昨日のスズキカップ、タイ戦での敗因を生徒に話したとき、一番にあげたのは、後半に運動量が落ちたことだった。

 

でも今回は国歌のときから思ったけど、体格よくなったよね。サッカー選手らしい体格と言うか。トルシエ監督の指導もあるだろうけど、戦える選手たちになってた。以前は当たるの嫌だったでしょう。今回は当たり負けしない、そういう気持ちが見えた気がする。これからが楽しみだね。必ずワールドカップ、2次予選突破してほしい。

 

後半には上田選手や久保選手なども出てきて、素晴らしいプレイを見せてくれました。特にいまの久保選手はドリブルやパスだけでも美しいプレイを見せてくれます。次のイラク戦はテレ朝系で放送されるので、ぜひ。そして DAZN に課金を。その価値は絶対にあるので。

 

 

ついでに書いておくと、いま韓国 VS バーレーンやってた。サッカーの試合って言うか、カードをもらわずに、どこまで相手を削れるかみたいな試合だった。疲れて相手に寄せられなくなってから韓国が連続ゴールして勝ちました。まあ日本以外の試合は相変わらずアジアの試合って感じです。韓国はアジアレベルだとフィジカルだけで勝てるとか思ってそう。