ハノイの日本人

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京都サンガ、2点リードを守れず。

 

 

 

昨日高知に戻ってきました。そして、京都サンガ VS 東京ヴェルディDAZN 観戦。前半は完全に京都のゲーム。2−0で折り返し。最高でした。でも・・・って感じで、後半は逆に相手のゲームに。冷静になるため1日寝かせ、何があったのか見直しました。これは語るのに難しい試合です。得点シーンを中心に考えていきます。

 

 

この試合のポイントは、両チームかもしれないですけど、スタメンですよね。京都は DF の中心、アピアタウィア選手が出場停止。そして今季アンカーに入り、チームのバランスを取っている金子選手が怪我でいない。結構大きな存在の2人です。チーム力が試される試合でした。

 

前半3分、アピアタウィア選手の代わりに CB に入った宮本選手のクリアボールが、相手ディフェンスラインの前に落ち高くバウンドする。そのボールをマルコ選手が足を高く上げ、最終ラインを抜け出す豊川選手にパス。豊川選手は相手を振り切りシュート。見事決めて見せる。しかし VAR でオフサイド。ゴールは取り消し。

 

開始からの10分は、主導権争いでお互いに激しく当たり合う。しかしヴェルディは GK からのビルドアップがうまく行かず、京都のボール支配が増えていく。特に相手のクリアボールを狙ってシュートに繋げる攻撃が効果的だった。

 

例えば22分、相手クリアボールが自陣でひとり残る宮本選手に渡る。フリーの宮本選手は狙いすまし、前線でフリーになっている豊川選手にロングパス。このボールを胸でトラップし、一旦バウンドさせて豪快にシュート。どかーんと決まりました。最高。奪ってすぐにロングボールは、マリノスにやられたことの学習ですね。見事に決まった。

 

さらに26分。相手クリアボールを受けた松田選手が、ライン間で狙っていた原選手の指示を受けスルーパス。原選手はボールを受け、そのままゴールに向けて突進シュート。ファーに美しいゴールを決めて見せました。これも最高だった。すごいぞ京都。2−0。

 

 

しかしまだまだ時間はある。35分、相手FK からシュートに持ち込まれるも、原選手に当たり軌道の変わったボールを GKク・ソンユンが見事にブロック。事なきを得る。

 

その後、京都は何度もチャンスを作るが、2−0で緩んだのか、遠目からの雑なシュートが増え、枠内に飛ばない。そんな感じで前半終了。

 

 

後半、相手は選手交代で流れを変えようとする。それだけでなく、クリアボールを京都の最終ライン裏を狙うように修正。50分にはその感じで得た FK を染野選手が蹴り、ギリギリ枠を外れる。危ない。

 

後半開始からの15分で流れを掴んだのはヴェルディだった。ボールを持ち運び、フリーの選手を見ながらパスを繋ぐ。京都のプレスがハマらなくなり、ボール支配はヴェルディに傾いた。京都はプレスをどのように掛けるか、整理が必要なようだ。

 

60分には前半のヒーロー豊川選手が怪我で交代。宮吉選手が出場。京都は相手に攻められながらも、70分くらいまではよく耐えた。でも80分、福田選手がペナリティエリア内で相手を倒し PK を与える。カヴァーに宮本選手が入っていたので、必要のないファウルだった。

 

相手に前に出られてのスライディングは印象が悪い。覚えておいてほしい。でもこの試合、福田選手の攻撃参加は見応えあった。あまり責める気はしない。

 

さらに追加時間。今度はデザインされたプレイ。スローインから、逆サイドにロングキック。そのボールを京都の選手2人が競り交錯。こぼれたボールを齋藤選手がゴール前で待つ染野選手にラストパス。決められた。2−2。

 

このスローインで、対応する守備の人数が足りなかったように見えた。サイドで抑え込み、時間を使いたいシーンに見えるが。これはどうしてなのか? 勝ち点3がほしい試合だった。次節はアウェイ・ガンバ大阪戦。水曜開催。