実力のあるアスリートが、持てる力をすべて出し切るために「闘争本能を呼び起こす」というのはいいと思うんです。谷亮子なんて、猛獣のレベルでしょう。でも、いまの日本代表って「闘争本能」うんぬんのレベルじゃない。岡田監督の言ってることは日本サッカーリーグ時代に戻ってるんじゃないですか？ 「最後は闘争心」は正しいけど、ぐずぐずのチーム状態で「闘争心」と言っても、選手には届かないでしょう。初戦で身体ぶつけられたら、すぐに萎んでしまう。本当に監督代えないつもりなの？ 遅くないよ！
◉対談 岡田監督×香山リカ 無心の感覚求めて
http://www.asahi.com/worldcup/column/theroad/TKY201004200196.html
『闘争本能の話ですけど、柔道の谷亮子さんはずっと勝っていると闘争本能がなえてくるので、夜のサファリパークにいってライオンにバスから肉を与えるという。肉に食いついてくるのを見ていると、闘争本能がよみがえってくるというんだけど、そういうことはあるんですか。今度、選手を連れて行こうかと思ったりして』
